感覚統合療育
感覚統合療育は、感覚と脳のかたよりを整えてゆくことを目的としています。
私たちの体は、目・耳・皮ふ・筋肉などを通して、毎日たくさんの感覚を受け取っています。 たとえば、身体の傾きに気づいてバランスを取ったり、重さを感じたり、音を聞いて言葉を覚えたりします。 感覚統合療育は、 こうした「感覚情報」を脳がうまくまとめて使えるようにし、 子どもが生活の中で落ち着いて行動したり、思い通りに体を動かせたりする力を育てる方法てす。
感覚の処理がうまくいかないと、たとえば転びやすかったり、 歩くときにぴょんぴょん跳ねたり(DCD : 発達性協調運動障害)、 集中が続かなかったり衝動的になったり(ADHD : 注意欠如多動症)、 読む・書く・話す・聞く・計算などに苦手さが出ることがあります( LD : 学習障害)。
コッコレでは、 こうした感覚のバランスに目を向け、 専門職(保育士・理学療法士等)が一人ひとりのお子さまの得意な面を見つけながら、 楽しく活動に取り組めるよう支援しています。 遊びや運動を通して「できた!」という気持ちを育み、自己肯定感を高めていきます。
